高田道場と不動魂〜「会いたかった」トラネタ

またもやエキストラ(以下トラ)ネタですが、強引に音楽ネタも書いてみたり。
去年の暮れに書いたネタの書き直しなので、ここを読んでからの方が話がスムーズかも。

プロダクションからのトラ依頼の打診は大抵メールか電話でやってくる(当たり前)。今回はこの日一緒になったI君(20代前半)にプロダクションのスタッフさん(女性・おそらく30代後半〜40代前半)かかってきた電話から。

プロダクション「お世話になっています○○プロの××です〜」

I君「あぁどうもです」

プロ「で、早速お願いしたいお仕事なんですが…“会いたかった”」

I君「ハァ!? “会いたい”って俺にっスか?」

プロ「違います違います!(笑)
   ドラマのタイトルが『会いたかった』なんです!」

 



●2006年12月24日(日)

「……って言われて、何で俺に“会いたい”のかって思いましたよ(笑)

クリスマスイヴの夕方。目黒線の武蔵小山駅に集合したモテなさそうな(笑)野郎ども。今日のトラの現場は元格闘家の高田延彦さんが開いている、あの高田道場(!)。メンツはI君(過去に何度か同じ現場をやっていて、「マイボス」の時のブログに“リーチャー”という仮名で出てくる彼)、Mさん、そして、の3人。今回の役柄は高田道場の練習生役だ。

以前にも書いたけれど、たまにプロダクションのスタッフが来ない、トラだけの現場というものもある。今日もそのパターンなのだが、集合してみると3人とも現場の下調べをしていないことが判明(笑)。しかし商店街をテクテクと5分ぐらい歩いているうちに高田道場を発見! 1Fはグッズショップなどになっていて、恐る恐る地下の道場に降りると…深夜の格闘技番組で見たのと同じ道場があった。が、まだ前の撮影現場が押しているらしくドラマの関係者の姿はナシ。仕方なく野郎3人、道場外の寒い路上でジュースを飲んだり野良猫と戯れたり、最近やったトラの情報交換やバカ話などをしながらスタッフの到着を待つ。
(※道場内は飲食厳禁。日曜は休みらしい)

「最近何か(トラの仕事)やった?」

I君「いや〜全然ないっスねぇ。この前(俺と)一緒になった現場ぐらいですよ」

この“一緒になった現場”とは、俺の誕生日(10月)翌日の夜中、行ったはいいけど撮影丸ごと見事にボツとなった現場だ。仕事がないと言っていたI君だが、それから間もない大晦日の夜、ボケ〜っと見ていたガキの使いやあらへんで!!「絶対に笑ってはいけない警察24時!!」に、元ボディービルダーの“筋肉刑事”役(笑)で出ているのを見た時には「オイ! 仕事やってるやないけ!」とツッこんでしまった。

「でもさぁ、道場の練習生役だったら、
  ホンモノの練習生に出てもらった方がリアルじゃないのかな?
  頼めばノーギャラかもしれないし」

I君「言われてみればそうですよねぇ…」

——いやいや! 上の発言撤回!
ウチらトラにしか出来ない仕事もあります! 引き続きお仕事ください(笑)。

かれこれ1時間ほどしてスタッフの皆さん到着。サクサクと準備が進む中、目の前をスッと通りすぎるカッコいい人。誰だった? 主演の人か? とか話しているとウチらにも準備の指示。
ではちょっと失礼して道場の更衣室をお借りします。と、中に入るなり「西島様」と書かれた段ボールが目の前に。きっとあの西島洋介(a.k.a.西島洋介山)選手のモノだろうな。
着替え終えたらすぐドライ(リハーサル)。ウチらトラや出演者の立ち振る舞い、演出スタッフのアドバイザーとして道場の岩見谷さんが付く。

そしてさっき目の前を通りすぎた今日の主役、高田延彦選手(当時)役の沢村一樹さん登場。さすがイケメンです。カッコいいです!

という事でおなじみの文章展開(笑)。今回トラで参加したドラマの情報。

●2007年3月2日(金)21:00/フジ系
金曜プレステージ

会いたかった〜向井亜紀・代理母出産という選択〜

お! なんと明日OAらしいです。危ない危ない! 今日気づいた。
原作は女優の向井亜紀さんによる同名のドキュメンタリー小説(幻冬舎刊)。向井さん(ドラマでは松下由樹さんが演じる)、そして旦那の高田延彦さんが選択した“代理母出産”の現実と葛藤を描くドラマ。

──と、何やらヘヴィーそうな内容ですが、はたして今日の現場は…

ウチら3人は前述通り高田道場の練習生(何だか安田大サーカスのクロちゃんみたいだが…)。沢村さんや選手役の庄司智春さん(品川庄司のツッコミ&脱ぎ(笑)担当)の前や後ろで練習に打ち込む演技。Mさん(昔極真空手をやっていたらしい)はサンドバッグを使って打ち込み、俺はI君と組むことになったのだが…。

スタッフ「ちょっとネコパンチになってますね(笑)

——やっぱりバレたか(笑)。
興味はあるけど格闘技は未経験、しかもボクシングのフォームは苦手だ。ここでスタッフやI君と相談、ボロの出にくい(笑)寝技中心の演技に変更。

I君「もう技(わざ)とか忘れちゃったんですけど…ちょっと思い出してきました」

リハだってのに痛い痛い痛い! 普通に腕ひしぎ入ってるって(笑)。
I君は元陸上自衛官(!)で多少ながらも格闘技経験アリ。現在は3度のメシよりゴールドジムが好きという、スパークする筋肉バカ(笑)な兄ちゃん。俺が某選手だったらワセリンでも塗ってただろうが(笑)、ここは素直に“やられ役”に徹する。

休憩中、そんなI君を見た沢村さんが(ベンチプレスの格好をして)素朴な質問。

沢村さんどのぐらい挙げられるんですか?」

I君「170(キロ)かそれ以上ぐらいですねぇ」

沢村さん「えぇっ! 170!」

沢村さんも格闘家役である以上、多少は身体を使うシーンがある。サンドバッグにキックをガンガン入れるシーンではジャージの下にはプロテクターを装着。役者さんとはいえ動きが結構サマになってるなぁ〜。と思ったがそれもそのはず。偶然にも数日前の「未来創造堂」(日テレ系)にゲストで沢村さんが出演していたのだが、その時の話によると実は“超”がつくほどのブルース・リー・マニアだそうだ。番組では画像を見ずに“怪鳥音(あの「アチョー」という声)”だけでブルース・リーの出演作品を当ててしまう(笑)というマニアっぷりを披露していた。きっと格闘技にも詳しいはず。

そんな沢村さんがタックルダミー[⇒こんなやつね]に連続タックルをかますシーンのリハ。
タックルダミーに抱きついた沢村さんは…

沢村さん「これって腰動かしちゃマズいですよね?(笑)」

スタッフ「あの…道場は神聖な場所ですのでソレはちょっと(笑)

出た! 沢村節! エロカッコよすぎ!! (笑)

イケメンはエロネタも爽やか。俺が同じこと言ったら普通に引かれるもんなぁ。

その後もシリアスなシーンで、庄司さんがアドリブで入れたらしい漫才チックなツッこみの動作が「ちょっと芸人っぽい」と却下されたり(笑)と面白いシーンが多数あったが、ここでの撮影は計4〜5シーンほど。21時半ぐらいにはウチらの出番終了。短かったからロケ弁出ないだろうねぇ…などと話していたら、「お疲れさまでした!」とスタッフさんがロケ弁を持って飛んできた。おっ!何だか旨そうなパッケージだ。

ロケ弁片手に方向が同じI君と武蔵小山駅へ。ホームに降りるなり早速弁当にガッつくI君。何もココで食わなくても(笑)。

I君「だってもう家着いたら即行寝ますよ! いつも10時には寝ちゃうんです」

「やっぱり筋肉作るには早寝かぁ(笑)

I君「旨っ! この弁当旨いっすよ!」

(笑)じゃ俺も見るだけ見てみる」

I君「あ〜ズルいっすよ! そっち肉入ってるじゃないスか!」

肉に反応しすぎ(笑)。
クリスマスイヴらしく、俺のロケ弁には鶏のモモが入ってましたとさ。

という事で、今夜(金曜)OAのドラマ、「会いたかった」。
写ってもまた10秒ぐらいだと思うけど(笑)機会があったらチェックしてみてください。

 



オマケの音楽ネタ。

●高田道場の角には、練習中に流しているらしいCDが山積みになっていた。ごくごく普通のCDに混じって、映画「ロッキー」サントラPRIDE」のオフィシャルテーマ(RAISE A FLAGがライヴの入場に使っている)などもあったのがちょっと面白かった。

●高田道場とCDで思い出したのが総合格闘家の松井大二郎選手(ex-高田道場・現在フリー)。
松井選手のブログ通り、ウチらCROPPED MENも出演した「ICE PICK」にライヴを観に来たり(それ以前から何度も姿を見せていますが)、以前は入場曲に桜花「不動魂」を使っていたり(現在はOUTOの「No Way Out」らしい)と、スキンズ業界と繋がりがあるのは知っていたけれど…
誰ですか? いま松井選手の「狼の宴」のCDを持ってる人は?(笑)

 

●その松井選手、以前カプコンから発売されたPRIDEのプレステ2用ソフト、PRIDE(2003年2月発売)とPRIDE GP 2003(2003年11月発売)にもキャラクターとして参戦(?)しているのだが、その入場シーンがスゴいらしい。
なんと桜花の「不動魂」がちゃんと入場曲で流れるらしいのだ! しかも「狼の宴」そのままの桜花のオリジナル音源で、ピコピコした打ち込み音楽ではないらしい(それもそれで聴いてみたいが)。俺はプレステ持ってないから確認できないけれど、これはファンなら中古屋で探してでもプレイするしかないっしょ。
今さらだけど…欲しいぞ! プレステ2!(笑)

 

(ソフトの情報サンクス!⇒RAISE A FLAG 家富君)

※プレステのオフィシャルサイトによると、両ソフトともプレステ3でも動作可能らしいです。


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